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施工例【ビルトインコンロ】
2020/09/10

ビルトインコンロとテーブルコンロの見分け方

ガステンのお役立ち情報

こんにちは。施工担当の廣田です。
昨今ビルトインコンロが普及して、ビルトインコンロの認知度も大幅にあがりました。
しかし、お電話でお客様とお話ししていて『ビルトインコンロ』と『テーブルコンロ』の違いが判らないお客さまもまだ多くいらっしゃいます。
ガスコンロを購入されるときに現在と異なるタイプを選んでしまうと、設置が出来ないという憂き目にあってしまします。ご注意ください。
ということで、ここでは『ビルトインコンロ』と『テーブルコンロ』の見分け方をお伝えしたいと思います。ポイントは『ガス栓』の位置になります。

ビルトインコンロ.jpg

ビルトインコンロガス栓.jpg

『ビルトインコンロ』はシステムキッチンに埋め込まれて設置されており、表面上ガス栓は見当たりません。コンロ下のキャビネット内もしくはオーブンが設置されている場合はオーブンの下にガス栓が存在します。

テーブルコンロASDCV.jpg

テーブルコンロガス栓.jpg

『テーブルコンロ』は本体後方(まれに側方)にスペースがあり、壁面固定のガス栓が見える位置にあります。そのガス栓と本体のガス接続口をゴムのガスホースで接続しています。

キャビネットコンロ.jpg

上記の違いでほぼ判断できますが、判断が難しいレアなコンロがかつて販売されていました。
表面上ガス栓は存在せず、コンロ下にガス栓があるため『ビルトインコンロ』と思われがちですが、現在販売されている『ビルトインコンロ』にそのままでは交換できません。かといって『テーブルコンロ』も設置できません。
それが上記写真のコンロで、
『キャビネットコンロ』
と呼ばれています。
コンロのみの交換は『URG-655TS2-R/L』という交換専用機種が販売されており、唯一このコンロであれば交換可能です。
ただし、現在使用している機種と性能はほぼ同じで、
・2口バーナー、大きいゴトク
・片面焼き水ありグリル
・ツマミ式の着火
と現在のコンロのようなお手入れのしやすさや便利な機能は手に入りません。
現在の『ビルトインコンロ』を設置するにはキャビネットごと買い替えとなり、コンロ本体以外に約70,000円ほどの費用が掛かります。


以上、『ビルトインコンロ』と『テーブルコンロ』の見分け方でした。