⑦給湯器の選び方-リモコンの違い
こんにちは。施工担当の廣田です。
『給湯器の選び方第7弾』は『リモコン』です。
通常、ふろ給湯器は【台所リモコン】【浴室リモコン】の2か所、給湯専用給湯器は【台所リモコン】の1カ所が多く、給湯器本体と壁の中を通ってリモコン線で繋がっています。まれに、リモコン線を使わず無線で操作している【無線リモコン】がありますが、この場合は買い替え機種用の【無線リモコン】を購入する必要があります。
また、上記の場所以外にもリモコンを設置している場合は、【増設リモコン】で対応します。
基本的には給湯器買い替え時にリモコンも全て買い替えとなります。
以前と比べ、リモコンの種類が多くなっています。ふろ給湯器の各メーカーリモコンの違いは、下記の項目になります。
・デザイン
・高視認
・高機能
・通話機能あり/なし
・無線LAN対応
それぞれ簡単にご紹介します。
【デザイン】
以前と比べて、スイッチのボタンが目立たず『スタイリッシュ』なデザインのリモコンが増えて主流になってきています。なかには『グッドデザイン賞』を受賞しているリモコンも。また、操作が画面のタッチパネル式になっているものまで出始めています。
【高視認】
温度表示が大きく、視野角の広い見やすい液晶パネルになってきています。
【高機能】
給湯器で使用したガス、お湯の量などが分かる【エネルック】、目標達成を実感できる【ECOガイド】など、各メーカーで異なるが多様な機能が付随。
【通話機能】
お台所と浴室内のリモコンで会話ができるタイプ。通話機能なしのタイプはお風呂場から音で呼び出しだけできるタイプが多い。
【無線LAN対応】
対応リモコンと家にある無線LANルーターとを接続することによって、様々な操作が可能。
・外出先からスマホアプリでお湯はり操作。
・故障時もスマホで確認、連絡が可能。
・離れて暮らす家族の様子を確認。
・スマートスピーカーを使ってお湯はり、追い炊き操作。
今までリモコンはいわば付属品扱いでお客様が選ぶケースはほとんどなく、販売側が標準タイプを選んで販売していました。
これからは、リモコンもこだわってお客様ご自身に合ったものを選択する時代なのかもしれません。